アトピー管理栄養士がファスティングをした結果
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私は、ファスティング否定派でした。
だって、食で健康を支える国家資格、
管理栄養士の資格を持っているのに
食べない生活なんて言語道断。
そんな私が今では
生きる上での基本はファスティング
というぐらいにまで
ファスティングを勧めています。
今日は、私が初めてファスティングを
したときの経緯や体感
私自身の体にどのような変化があったのか
についてお話しさせてください。
目次
ファスティング=死ぬからやめとけ
私が初めて「ファスティング」を知ったのは
管理栄養士1年目の春。
仕事で、栄養相談をするときに
クライアント様から
ってやつをやってみたいんだけど
いいかな?
と聞かれました。
その時に私は
止めた方がいい。
と伝えました。
でも、今になって思います。
なんて勉強不足だったんだろう私。
それまで、私の中にあった
ファスティングのイメージは
・ファスティングをすると、栄養失調になる。
・栄養を摂らないから、筋肉量・骨密度が下がる。
・リバウンドする。
・目先の体重に執着している人だけがする物。
・大体、食べなかったら誰でも痩せるでしょ。
と思っていました。
でも、勉強した今なら分かります。
言うセリフだ。
ということに。
管理栄養士がファスティングを始めた理由
ファスティングをする前の私
私、管理栄養士なのに
悩みがあったんです。
それは、
・大人になっても治らないアトピー
・重度の花粉症、アレルギー性鼻炎
・にきび
・イライラ、不安などの自律神経症状
・1年に4回は風邪を引く
などなど。
小さい頃からアトピーで
ステロイド軟膏や錠剤を飲んでいましたし
顔色は常に悪い。
肌もザラザラぶつぶつだから
半袖なんて着れなくて
真夏日でも、長袖を着て過ごしていました。
アレルギーが出ても、すぐに薬で抑えて
ニキビが出来たら、小さい内は
指で潰してなかったことにして
ファンデーションで隠す始末。
イライラやうつ症状も社会人になると
どんどん酷くなり
悪いと分かっていても
板チョコや飴、ハイチュウなど
甘い物に手が伸びる。
甘い物を食べたその瞬間は幸せなのですが
段々罪悪感が沸いてきて
自分の管理が出来ないんだろう。
と悩んでいました。
でも、私は管理栄養士であって
食についての知識は他の人よりもあるのです。
だから、周りに相談できなかった。
ちっぽけなプライド。
ファスティングに出会う
そんな中、お世話になっている方の紹介で
ファスティングに出会います。
実は、紹介してくれた方が
管理栄養士。
しかも、ご本人が実際にファスティングをされていながら
ファスティングいいよ〜
と言ってくれたので
半信半疑でしたが
という、なんかちょっと拗ねた感じで始めたのが最初。
始めたきっかけが
かわいくな〜い(笑
初ファスティング準備期
ファスティング前には
2〜3日の準備期間があります。
準備期間を作る理由は
突然ファスティングを導入すると
体が慣れていない状態でファスティングをして
様々な拒否反応が起こる可能性があるからなので
ここが結構大切だったりするのです。
私は2,3日 毎食
ごはん、お味噌汁、きのこ類やおでん
を食べながら過ごしました。
ここでの感想は
という一言。
そう、準備期から上記のものは
体に負担がかかるので避けなければならないのですが
これが寂しかった。
今、冷静に見てみると
腸内の悪玉菌にやられまくってますね、私。
(悪玉菌の大好物⇒動物性のもの、白砂糖)
空腹との戦い?ファスティング期間
初めてのファスティングは
3日間しました。
3日以上した方が良いのは
勉強した段階で知っていたのですが
料理教室開催が控えていたので
スケジュール的に考えて3日間。
そして、これ失敗したなと思ったのが
私、何を間違えたか
初めてのファスティング
しかも1日目に
料理教室開催準備に向けて
図書館で、食べ物の本を大量に借りて
勉強したこと。
これが辛かった。
だって、
全部美味しそうなのに、これから3日間食べられないから。
辛いな〜辛いな〜
と思っていたのですが
ふと、気がついたことが。
お腹空いてない。
時計を見るともう17時。
朝からもうずっと
酵素ドリンクだけを飲んで過ごしていたのに
全然お腹がすいていないのです。
ファスティング=空腹との戦い
だと思っていたのですが
全く逆でした。
お腹がすかない・・・。
これは、準備食を整えたことと
ドリンクに含まれている栄養素が
私たち人間の活動量に見合う量が
きちんと入っていることが理由です。
強いて言えば、
いつもは1日3食
いや、間食を含めると5食食べていたのに
なにも固形物を食べていないことの
違和感だけ1日目はありました。
でも、それ以降は一切無し。
このまま何日間でもできそうな気がするほどです。
体の変化は2日目の朝から
翌朝。
起きた後に鏡を見て
変化に気がつきます。
無くなってる。
それまで、顔のおでこや顎にあった
謎の白い小さいできものが減っていました。
気持ち、肌もしっとりしているように
感じられました。
そして、3日目の朝は
だったのです。
低血圧持ちで、朝はだらだら
ベッドで30分過ごすのが日課だったのに
ぴしゃっと起きて
さっとシャワーを浴びる生活に。
これ、本人が一番驚いています。
さすがに3日目にもなると
もう空腹感なんてことを忘れるぐらい
食べないことが当たりまえになっていますし
何より、酵素ドリンクが美味しくて美味しくて
何も苦痛が無いのです。
なんで、ためらってたんだっけ(笑
徐々に固形物に戻していく
復食期もしっかり3日間取り
そのまま何もトラブルが無く
ファスティング終了。
あ〜〜〜、すっきりした。
体組成計で筋肉の減りをチェック
ただですね、1個だけ気になってることがあって
それは
というもの。
体重は3日間で
-2.9kgでした。
ただ、何が減ったのか
がポイントな訳なので
医療用体組成計
Inbodyに乗って測定してみました。
すると、結果は
体重-2.9kg
体脂肪量-2.1kg
筋肉量-0.7kg
だったのです。
これはもう驚きでした。
だって、普通の運動や食事制限で
こんなに短期間に
ここまで落とすのって、相当努力しないと厳しい。
それなのに、ファスティングってやつは・・・
すごいのかもしれない。
なんで、体脂肪がこんなに減ったのかというと
ファスティング中は、エネルギーを作る工場が
糖質から脂質に変わるので
脂質に変わった瞬間に、体脂肪をエネルギー材料にして
燃えるので
体脂肪や、脂肪に蓄積していた有害物が
排出されるのです。
関節部分の痒みが減少
そして、ファスティング後にも
体感の変化を感じていました。
それは、アトピーについて。
毎月、酷くなっては薬で抑えていた
腕や足の膝の裏の関節部分の痒み。
そういえば1ヶ月以上痒くないな
って思って
腕を見たら
カサカサすら治ってきていて
これには驚きでした。
有害物質が体外に出たこと
炎症が治まったこと
が大きな原因です。
丁度、暖かい気候だったので
長袖じゃ無くて七分袖にチャレンジ
したのもこの時期だったなぁ。
それぐらい、肌の変化は嬉しかったのです。
お菓子の欲求が減った
あと、変化があったのは
お菓子をそれほど欲しなくなったこと。
全くゼロになったとは言わないのですが
選ぶ質が変わりました。
前までは、
板チョコやポテトチップス、アイスクリーム
グミ、炭酸飲料
を口にしていたのですが
それらを今食べると
美味しくもない。
という気持ちになります。
それとは反対に
果物や芋など
シンプルな物を良く食べるようになりました。
カラダが自然と
添加物が多く含まれている物や
植物性油を選ばなくなっていって
素材そのものの味を楽しめる味覚になっていました。
付き合いなどで食べるときもありますが
決まって、食べた次の日には
吹き出物が出るようになりました。
反応が早くなりました。
分かりやすいなぁ。
まとめ
以上、私が初めてファスティグをした
ときの お話でした。
実際にファスティングをやったからこそ言えます。
今の時代に不可欠。
ファスティング(断食)自体は
人間の今までの歴史からみて
ずっと長い間行われていました。
ただ、最近飽食の時代になり
ここ何十年かで
1日3食の食事が当たり前になり
肉、乳製品、お菓子、小麦類などの
食べ物が出てきて
私たちがそれらを食べ過ぎたからこそ
アトピーや血液疾患(脳血管、心臓病など)
ガン、花粉症などのアレルギー疾患
が増えたと言っても過言ではありません。
ファスティングはただのダイエットではなく
私たち体にある細胞全てのお掃除。
そろそろ年末で
家中の大掃除をされるかたも
いらっしゃると思いますが
あなた自身の体の中の掃除は
いつしましたか?
もし、カラダのどこかに不調があるのに
それを解決しないまま暮らしているとすれば
一度、ファスティングカウンセリングを
受けてみてくださいね。
ファスティング
大賛成!!!
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